砕け散った鏡のような世界観。あらゆる要素が宙吊りにされたまま、確かな土台一つ用意されることなく物語は進み、そして終わる。だが、そこにあるのは、無秩序ではない。否応なしに感じさせられるカチッとした枠組…
>>続きを読むいやこれわかんなすぎでしょ笑 って素直に受け止めるところからスタートすれば、一貫した解釈を拒絶する時空間における人間の存在をそのまま映し出したって感じでしょうか。いやぁ恐ろしくわからないと同時に普通…
>>続きを読む現実とも幻ともつかない映像が現れては消え誰のどの記憶も定かではない。美しい幾何学模様の庭とロココの宮殿の中で繰り広げられる白昼夢のような劇はまるで地球に似せた異世界を観ているようで不思議な心地がする…
>>続きを読むアランレネとロブグリエの共作であるが、おそらくそれが物語の構造をより複雑にしている。これは人間の記憶力はあいまいだから幻想的だというような話ではなく、過去と現在と未来が識別不可能あるいは共存という話…
>>続きを読むレネは、夜と霧、24時間の情事は見たがこれは中々みる機会がなく今日ようやく。
60年代の映画史はやっぱ重要な分岐点だなー、アメリカもヨーロッパもと思いを馳せながら眺めてたのは、難解すぎて集中できな…
戦後フランスにおいて発生した前衛小説(ヌーヴォー・ロマン)を代表する作家アラン・ロブ=グリエが脚本を執筆し、『二十四時間の情事』(1959)のアラン・レネが監督を務めた作品。この映画の脚本を手がけ…
>>続きを読む©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz