正に是枝監督作品らしいドキュメンタリー的作品。
だからなのか?皆ぼそぼそ喋るねんけど、そのぼそぼそ声がおばちゃんには聞きとりにくい。年齢重ねると あの若者たちには聞こえる”モスキート音”が聞こえなく…
言葉に出来る思い
と
言葉に出来ない思い
が人にあるとして
言葉に出来ない思い、もけっこう大事
なのではないかなぁ
などと思いました、この映画見て
というか言えない思いこそがかなり!
是枝さん初…
元アジトにて、遺族がなんとも言えぬ空気で座ってて話したり、タバコ吸ったりしてどこか所在無げにそれぞれの想いに浸る。
まるで葬儀の時に火葬を待ってる時間のあの感じ。
リアルタイムの時系列では核心につい…
静かで不気味…
大量殺人を引き起こしたカルト教団の信者と、犠牲になった信者の遺族たちがお参りに行く話。
タイトルから、彼らの"心の距離"を描いているのだろうなと。許されない絆など存在するのか、そ…
家族の愛や社会問題を描く是枝監督の2001年の作品。ある宗教団体が起こした凶悪事件の実行犯加害者遺族を描く。
役者がみんな良いんですが、
登場人物の個性とか人物設定と表現がしっかりしていて、一人一…
カルト教団による無差別殺人事件の実行犯の家族たちの話。
井浦新、誰の家族がわからないまま話が進むが、最後のセリフ一言で、気が狂いそうなほどの感情の中で生き続けているのだと悟らされた。
弱体化の一途…
このレビューはネタバレを含みます
個人的な考えですが…
アラタは恐らく、
教祖の息子でりょうの恋人。
(もしかしたら、お見舞いに行っていたおじいちゃんはりょうのお父さんなのかな?浅野忠信にりょうが弟は自殺したと含みを持った風に言っ…
アイディアは素晴らしく、メッセージ性の強い作品。ドキュメンタリーを意識しているのか、長回しが多くBGMがない静かな映画、だからなのか、とにかくセリフが聞き取りずらいのが難点。ラストはやや重めだが、い…
>>続きを読む是枝監督の作品は確かなメッセージやストーリーがあるのだけれど、どこか掴み所がなく掴めない作品が多い。
今作は特にそんな感覚になる。
今作の特徴である陰湿で暗い世界観の意図するものというのは、感じ取る…