すごい。それってありなの…。
ギリシャの作家、ニコス・カザンザキスの小説が原作。
マーティン・スコセッシ監督。
キリスト教繋がりで『ある少年の告白』に続いて見る謎のセッティングをしたら図らずとも…
イエス・キリストの生涯を描いた、マーティン・スコセッシ監督の宗教ドラマ。
"If I was a woodcutter, I'd cut. If I was a fire, I'd burn. B…
ジーザスも辛いよ。てな感じのウィレム・デフォー・ジーザスの人間臭いジーザス記。ユダがハーヴェイ・カイテルに、パウロがハリー・ディーン・スタントン、ボウイにジョン・ルーリーにと、豪華役者陣総出で日本人…
>>続きを読むタイトルの如しな具合。最後の最後まで人間くさい弱さが付きまとう筋は結構新鮮。性と聖に悩んだかと思えば神がかりで目が据わり、そうかと思えば豆腐の様に瓦解するジーザス・デフォーがかなり頑張ってる。豪華出…
>>続きを読む悩めるイエス。
イエスは「救世主」として自らの役割を理解しつつも、「てか何で俺??」と迷っていた。それでも彼の言葉に耳を傾ける者は増えていき、その影響力を恐れたローマ帝国によりゴルゴタの丘で十字架…
私はカトリックですが、“人間イエス”の視点から見れば、こういうこともあり得るかもと思いました。
ただ、私の抱いているイエスのイメージが、演じている俳優とあまりにもかけ離れていたため、原作だけ読んで…
カザンツァキスの同名小説の映画化。本作が他の宗教映画と異なるのは聖書や福音書ではなく、あくまで小説の映画化だというところにあります。
マーティン・スコセッシと聞いて思い浮かぶのはマフィア映画、それ…
イエス・キリストという人間がどういう人だったのか、という可能性について。
聖人君主として、語られる人物にも恐ろしく煩悶が存在するという可能性について。
イエス・キリストに関する物語は基本的にイエス…
スコセッシ監督によるイエスの新解釈
劇中に仰々しい詩の引用などは殆どなく、人間としてのイエスの側面を描くことに力を入れている本作は意外にも親しみやすく、且つ他のキリストを扱う作品とは一線を画してい…