マンダレイに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『マンダレイ』に投稿された感想・評価

1930年代、奴隷制が廃止されて半世紀が過ぎてなお続く南部の黒人差別を描いた映画
題材からしてグリフィスの國民の創生を逆手にとった映画だが、トリアーらしいやらしさが全面に出ていた
舞台のようなセット…

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ラース・フォン・トリアー監督・脚本による、主従と搾取についての考察。
シャンテシネにて
nanana
4.0
機会の土地アメリカ 3部作の2作目。
ドックヴィルの続きがあるとは知らなかった。ラース・フォン・トリアー監督は人間の本性や道徳観念の欺瞞、狂気、抑圧された感情を鮮明に描きそれらがとても狂おしい。
hisauk
3.7

ギャングの父とドックヴィルを出たグレースは南部にある農園“マンダレイ”に辿り着く。そこでは未だ黒人が白人により奴隷とされていた。グレースはギャングの力を使い奴隷を解放し父親の制止を聞かず黒人たちに民…

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3.5

このレビューはネタバレを含みます

うんざりするほど理想主義だな〜
グレースにバック(権力)がなくなった途端、奴隷たちが威張ってくるの、まさに権力の本質のそのものなんだよなあ
法律上の自由だけでは差別が終わらない現実、暴力と搾取の構造…

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隣人
3.4
前回は村人に感じたストレスがグレースの報復によって消化されたんだけど、今作はグレースの悪い方の人間性が出てたので、人間全てに対する疑念が湧いてしんどかった。
3.4
「アメリカ3部作」の2作目
やはり前作の驚きは超えられないし、セットの良さも薄れている
ニコール・キッドマン続投してほしかった
まみ
3.5
15分お父さん待つんじゃなかった?
やっぱり後味の悪さはドッグヴィルと同じだが、前回よりソフトに感じた。
3.5
ニコール・キッドマンよりもやや見劣りするのは否めないが、良作であることに変わりはない
3.5

トリアーの「アメリカ三部作」2作目。
差別されている黒人自体が奴隷であるという立場に安住している居心地の悪さ、主人公の上から目線の偽善的な行動の裏側で確かに存在する差別意識等が、強烈に描かれていて良…

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