このレビューはネタバレを含みます
力が正しいのなら
この世に愛は必要なくなる
わたしはそんな世界には生きられない
法王猊下
あなたの僧侶達は死に私は生き残りました
しかし死んだのは私で生きてるのは彼らです
常にそうであるように
…
意志
18世紀の南米。西欧による奴隷政策の最中、イエズス会は原住民への布教活動に励んでいた。ガブリエル神父は活動を行っている際に、奴隷商人のメンドーサと出会う。彼は弟殺しの罪を背負い現れ、原住民と…
冒頭の滝落ちシーンで男の右わき腹に現れるイエスキリストのしるし。
このトリックで、滝の横にある岩山を昇るガブリエルは、断食中にエリコの岩山を昇って修行するイエスであり、重い金物を引きずって坂道を上る…
久々に史劇大作を鑑賞。デビッド・リーンの『アラビアのロレンス』やフランシス・コッポラの『地獄の黙示録』、そしてマイケル・チミノの『天国の門』などを私なんかは想起します。作家性というか目の付け所はチミ…
>>続きを読む監督のローランド・ジョフィと言えば1984年のデビュー作「キリング・フィールド」で強烈なインパクトを受けたことを覚えている。内乱渦巻くカンボジアを舞台に、アメリカ人記者と現地人助手の絆を力強く描いた…
>>続きを読む撮影や演技などクオリティは良いんやけど…
とにかく脚本が受け付けなかった。
ロドリゴが後悔して滝を登り村人の前で号泣して、それまでの奴隷商人としての懺悔を果たすって、本人の心境の変容についてけない。…
音楽がモリコーネぽいと思ったらモリコーネだった。
よくある白人酋長もので、それ以上のことはあまり起きなかった印象。あまりバックグラウンドも知らない人物を果たしてそんなに快く受け入れられることがあるの…