この監督三作品め。こういうメロドラマ、すごい好き。なによりも一目で美人と分かるヒロイン。登場シーンからして「いい女感」がすごい。あの風になびくスカートよ、生え際が見えるほど髪が乱れてるのに美しいブロ…
>>続きを読むダグラス・サーク監督作品。
1930年大恐慌時代のアメリカ。ロック・ハドソン演じる新聞記者のバークは、ロバート・スタック演じる曲芸飛行士ロジャーの一家と出会い、住むところもない彼らに自分の部屋を貸す…
ロック・ハドソンは、顔だけ見るとその前の世代に属するケイリー・グラントやジェームズ・スチュワートの系譜にあるように思える。早口で狡知に長けるケイリー・グラント、また誠実にして時に狂気を垣間見せるジェ…
>>続きを読む1つ1つのセリフがくどいほど気をきかせていて(ただただうざいが)、前半は適当に見てたから何も感じなかったけど途中でめちゃ胸焼けしてもうつかれた…すこしは黙ってほしい。
子どもがなんかウロチョロして…
なんじゃこりゃ、飛行機が出てるあいだは特に完璧。ピタゴラスイッチかよ(あんま褒め言葉に聞こえないけど感動している)と思わず突っ込みたくなる人とカメラと背景の、というか全ての気持ちよすぎる動き。シネマ…
>>続きを読むドロシー・マローンの擦れた女感が素敵。中流ブルジョワ家庭の恋模様からジプシーのように生きる男女へと描く対象は変化したものの、やはり何かが欠落している男と囚われた女の構図は変わらず。
キスしている最…
賽の目による結婚の決定(屈辱の装置として)。継続するカーニバルの喧騒とその断絶ための窓閉め。ゴミ箱を蹴るというアクションの瞬間のカット割り→舞い散る書類。歪んだ鏡像として写し出される男女のキス。
…
ドロシー・ローマンの豹変っぷりが見事。あと、街の電気が消えて暗闇で1人狼狽するジャック・カーソンが哀れすぎて泣いた。
最初のレースで墜落した飛行機から投げ出されるパイロットのカットの臨場感は今まで…