後期のダグラス・サーク作品でモノクロの映像ってのは違和感を覚えるものだったけど、それでも秀逸な出来になっていたのは流石。
内容とか題材とかは最後まで見てもダグラス・サークらしさの薄いものだったと…
英雄のパイロットとその妻がこの映画を構築している。パイロットは飛行機に乗るためにエゴイズムを振り回し周りの人間を巻き込む。奥さんもこの映画の中で唯一の女性であるためにその必然的として周りの男に惚れら…
>>続きを読む大恐慌時代、第一次大戦の空の英雄で今は飛行ショーに命を懸けるその日暮らしのパイロットとその妻 相棒の整備士そしてパイロットの妻に心惹かれていく新聞記者
儚い愛と孤独そして絶望
隣り合わせの死
モノク…
墜落していく飛行機と息子が乗る飛行機のアトラクションの対比が、焦燥感を煽る演出になっていてうおーとなった。メロドラマの美味しいところがまだあまり分かってないが、お金かかってそうな撮影とかヒロインの表…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます