炭鉱という地下で働く青年たちと大空を飛び回る鷹の対比が単純だけど良い
ケンローチの初期作だけどもこの頃から労働者階級を描くことで社会のあり方を描くというのは変わっていない
しかもそれを当事者である…
初期のケン・ローチ作品という事で作風が違うのかと思ったが、そんなことはなく庶民層を描くという点では変わりがない。
ビリーは学校でも静かで友達もいない。
しかし彼が唯一心を許す存在なのが鷹のケス。
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1969年のイギリス映画。ケン・ローチ監督の初期の作品。私が観た初めてのケン・ローチ作品だったが、かなり前に観ていてまだケン・ローチ監督の素晴らしさを知らなかった時だったので、あまり印象に残っていな…
>>続きを読むケスと少年は崇めあい歩みより一緒にいる。辛うじて繋がっている一家とは対照的に、彼らの関係性が美しい。少年の「飼う」とは違うという大人びた言葉が印象的だったが、どちらが上で下であるという関係性ではない…
>>続きを読むケン・ローチの人間愛はほんと不思議。
鷹が主人公の友達だけど
日本やハリウッドのようにズブズブの愛で描いたりはしない。
淡々とときは流れる。
だけど胸がしめつけられる。
昔つきあってた彼女がめちゃ…
ケンローチは最近の作品しか観ていないので、初期作も観てみたかったのですが、本当にいわゆる作家性みたいなものは当時から変わらず。貧しい環境の人々をどうジャッジするでもなく、ドキュメンタリーのように淡々…
>>続きを読む生まれた時代や場所、家族、学校等に悉く恵まれなかった少年ビリーは、偶然見つけたタカだかハヤブサだかのヒナを育て訓練する事になり…って話
重たい状況、テーマのはずなのにビリーがへこたれないから軽い気持…
ケン ローチ監督の初期の名作。
演技とは思えない俳優たちと演出の数々。
この時代において突出した表現手法は、まさに衝撃的だったと思います。
イギリスの階級制度を基調にして、若者たちの閉塞感や孤独、ひ…
学校でも家庭でも大人が子供に容赦なさすぎる。そんな生活のなかで唯一見つけた楽しみがケスを育てること。ケスを躾けている時のビリーの表情は学校や家庭での表情とは全く違う顔で希望があった。
周りの人間の残…
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