オルセー美術館開館20周年記念として作られたオリヴィエ・アサイヤス監督作品。
本物のアール・ヌーボーの工芸品や家具、コローやルドンの絵などが使われており贅沢。
盛り上がりはなく淡々とした作風です…
有名な画家の大叔父から受け継いだ美術品の管理をしていた老齢の母親が亡くなったことで、それらの美術品や大邸宅を相続するか売却するかで悩む3人の子供たちを描いた、オリヴィエ・アサイヤス監督のドラマ映画。…
>>続きを読む子供たちは絵に興味がない。
馴染みの家を売り、そこに他人が住む、その想像で初めて大事な人の不在を痛感する。
花瓶には花をいけないと、という知り合いの夫人。
祖母の家で仲間たちを集めてパーティー…
あらすじ:受け継がれるべきものは受け継がれるよ。そこに想いがこもっているから。
母親の遺産をめぐって三兄妹があれこれ話し合った結果…というストーリー。兄妹が不仲ではないのが味噌。
器用さで成功者…
オリヴィエ・アサイヤス監督×ジュリエット・ビノシュ。
母の75歳の誕生日に、3人の子供(息子2人、娘1人)と孫たちが集まる。
母は「自分が亡きあとは、家や財産は好きにして」と言い残すが、その家の…
美術品には疎いけど、劇中に出てきた花器のように、花を生けてこそ映えるような映画なのかな…なんちゃって。😅
基本的には相続の話で、それはそれで身につまされる感じではあったけど、美術品が無造作に置かれ…
大学の講義で鑑賞。
用途に沿って使われてこそ美術品の最も美しい部分が出るのだなと考えざるを得ない。
最後のシーンは感じ方は人それぞれなんだろうけど、形には残らなかったけど思い出は「相続」されていっ…