150分、食い入るように観ました。
あらすじにある元市長(独裁者)が滅茶苦茶、傍若無人。彼の息子、孫、被害に遭った遺族の苦悩と決断、独裁者の過去を明らかにする裁判、これを描いた方も演じた方もさぞ…
教会が無くなった場所で、彼女は教会をかたどったケーキを作り続けていた
粛清・独裁・恐怖政治
時に滑稽で、芸術的
"暗い部屋で猫を捕まえることができる
たとえそこに猫がいなくても"
ソ連崩壊前1…
偉大なる独裁者とその息子の演じ分けがすご!悪夢のような映像の連続。
最後の老婆の言葉が全てなのかな。
第九の合唱や、月光からマニュエル・ゲッチングみたいなのまで音楽の使い方も印象的。
前の2作も観た…
独裁者死亡ニュースからの長大なifかと思われる。悪政に対する復讐、それが生み出す憎しみの連鎖...をグッと飲み込む。内容的に当然の事ながら悪政に対する批判がかなり盛り込まれてはいるかと思う。けれども…
>>続きを読むユジク阿佐ヶ谷にて。先に観た同監督の『祈り』に比べ、ストーリーが分かりやすく、こちらはしっかり鑑賞することができた。スターリン時代の独裁政治を、架空の都市の独裁者を告発するという形で痛烈に批判した内…
>>続きを読む全体主義と恐怖政治に反抗を示したクーデター的内容。
ソビエト社会主義という一つの体制が終わる寸前に撮られた作品。
製作時は体制側の抑圧も弱くなっていたのだろう。今まで自由を制限されていた鬱屈や恨みを…
独裁を受け継ぎ正当化する市長親子。一人二役。
特に親父は得体の知れない人格で、正気とは思えない。
まず死者として何度も現れ、気味が悪くもシュール。
生前がまた薄気味悪くて、テノール美声を披露しつつ…
『祈り』トロリジー最終作である本作は前2作とは作風が異なり、時にコミカルな描写もある現代ドラマ。緻密な構成の中に様々な寓意が含まれているようでたいへん見応えがあった。
夫が奏でるピアノの音をバックに…
ソ連時代の(ジョージアでの)政治的怒声がある少女の生を侵した、その数十年後、政治家の死を知った彼女は墓を掘り返しに行く......(架空都市ということらしい
大傑作。三部作を、祈り、希望の樹、懺…
2018/11/14 名古屋シネマテーク
【テンギズ・アブラゼ監督特集】
〈祈り三部作 〉
ジョージアの架空の町を舞台に、全体主義におけるスターリン粛清の時代、独裁者と虐げられる市民の日々を寓話的…
(c) Georgia Film ,1984 (c) RUSCICO, 2003