懺悔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『懺悔』に投稿された感想・評価

leyla
4.3

グルジア出身のアブラゼ監督「祈りの3部作」の3作目。アブラゼ監督は旧ソ連という制約がありながら、どの作品も人間の本質を芸術的に描いていて本当に素晴らしい。

スターリンの独裁と粛清をテーマにした政治…

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4.2
冗談みたいな国家が存在してたんだな…
「猫のいない部屋でも、猫を捕まえられる」

当事者の視点で、ソ連の歴史を捉えられる映画。序盤は少し眠たくなったが、
後半からは畳み掛けるような展開だった。

罪を追及されないまま死んだ人間、絶対に安らかに眠らせてたまるか。懺悔しようが死のうが彼女の苦しみは続いていく。
遺体は何度も掘り起こされ、玄関先に置かれる。「なぜ彼を墓で眠らせないのか知りたいのです…

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dai
4.2

すごい面白かった
全然詳しくないけどソ連の弾圧・独裁〜崩壊までを縮図的に追体験できたし、それを美しくてシュールな映像に落としてるから長尺でも観るのが苦じゃなかった あと市長はマジで怪演だった
音楽と…

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UCOCO.
4.2

すーーーーーごい、久しぶりにとんでもないものを見てしまった感。。。

三部作最終回にして圧倒的に1番好きだった。

爆音、良質選曲(クラシック)&興味深すぎる幻想シーン&懐疑的ショットの連発。。15…

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オールタイムベスト更新。
まるでソ連誕生から崩壊という長い悪夢のダイジェスト版を体験したような地獄。

キューブリックやアピチャッポン張りに毒性の強いコントラプンクト連発してて衝撃
テンギスの時代に…

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ぴよ
5.0
希望としての懺悔。性善説の映画。

レンブラントみたいな明暗も良かった。

スターリン時代の全体主義ソ連が奏でたディストピアのノイズの響きに合わせて高らかと歌い上げる普遍性漲る人間社会の不条理。「祈り 三部作」という大傑作映画のラストを飾るに相応しい文句無しの集大成。

人…

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ペレストロイカの一環にあたるグラスノスチが進んだ結果、ソ連(に虐げられたジョージア)で生まれた映画だが、その作り自体がソ連そのものの縮図、今までソ連がしてきたことを150分に超凝縮してぶち込んだ恐る…

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こんなキャラの強い市長おらんやろってぐらい市長のキャラが濃い
救い…オチに救いは…

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