[そこに生きる人の記録]
新潟県にある阿賀野川に住む農家や漁師、舟大工をおったドキュメンタリーである。
そこに住む人々は、時代によってテクノロジーを取り入れつつも、同じような生活を何世紀もしてきた…
本来、人間はこう生きていた
同じ年代のおじいおばあが集まって、やんや言い合いながら支え合って
都会のお年寄りの孤独を思うとつらい
そりゃ認知症にもなるよ
なぜそう撮ったのか。とらねばならなかったの…
その人の悲しみ苦しみを描くはずが喜びが映り、生きてきた歴史や風土が語られ、最終的にその人そのものを見せ切った末に悲しみ苦しみへたどり着く。どうしようもなく長いまわり道だったが、結局は近道であったとい…
>>続きを読む1992年公開のドキュメンタリー作品。新潟水俣病の舞台となった阿賀野川流域で暮らす人々の日常を描く。冒頭、降りしきる雨のなか川沿いの田んぼで稲を収穫する老夫婦。おばあさんの腰は深く曲がり歩くことも辛…
>>続きを読む観おえてから時間の経るほどに、誇りをもって生きるひとびとの逞しさが切実さを伴ってよみがえってくる。確かにこのひとたちの生は阿賀野川にある、と思わされた。そしてそれが水銀に汚染されるということは、(作…
>>続きを読む©1992 阿賀に生きる製作委員会