冤罪が作り出されていく様を丁寧に描いた作品。一つ一つのエピソードが無駄なく積み重ねられていく。カメオ出演が分かりやすくて初めて見つけたかもしれない。
神父の守秘義務を利用した設定も巧み。
冒頭の影の…
冒頭のドイツ表現主義的な影と無人の街の演出は素晴らしい。しかし映画はサスペンスとメロドラマ、法廷劇と神父の受難の物語で四重に引き裂かれ、かなりとっ散らかった印象。モンゴメリー・クリフトはハンサムすぎ…
>>続きを読む名画座シネマヴェーラ渋谷にて大好きなヒッチコックの大好きな作品の特集をやっていたので鑑賞。大画面で「私は告白する」を見られた幸せにまず感謝。画面の切り取り方、音楽、俳優の演技、緩急から何から何まで病…
>>続きを読む中盤まで死ぬほど退屈なのだがヒロインの告白から一気に面白くなる。ヒッチコックは男性的な作家だなんて言われるが今作と『サボタージュ』を観るといかに女性が家庭内で与えられた役割を強いられてるかを描いてい…
>>続きを読む今まで、キリスト教の懺悔室について、「警察に通報案件な懺悔でも、懺悔された方はやっぱり黙ってるのかしら?」と思ってた事があるんだけど、この映画はまさにその疑問に対する答えだった。
実際はここまでじ…
こっちの「沈黙」も面白い。
らしさ溢れる冒頭にグッとくる。意味を持たせて、感情を増幅させる繋ぎが楽しい。ミドル~バストのシンプルなショットと、ねぶるようなショットのメリハリも良い。それと同様にサスペ…
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