ヒッチコック監督作品の中では異色の、宗教と法の対立を描いた作品。
宗教と法のそれぞれの倫理による答えは一致しないもの。
どちらを守るのが正しいのかなんてわからない…。
緊迫したような表情のロー…
ヒッチコック
名作「裏窓」の一年前に公開されたモノクロ作品。
カナダが舞台で、モンゴメリー・クリフト演じる神父が、教会の使用人の殺人の告解を聞くが、戒律を守り警察にも言わずにいると自分が容疑者とな…
告解で殺人を告白された聖職者の究極のジレンマ。映像がどうの、話がどうのと言う前に、モンゴメリー・クリフト扮する聖職者が苦悩しつつも自分のプライバシーや立場まで犠牲にして聖職者としての義務を通そうとす…
>>続きを読む自分がこの立場だったらどうする?と考えるとあんなに強かにいられないと思う
目だけで演技をしてて、ずっと何かを訴えてた気がする
聖職者として人間としてとても人格者だった
さすがはヒッチコック
とて…
このレビューはネタバレを含みます
イケメン神父ローガンが「神への愛」故に信仰を貫く話。まさに信仰の男ローガン神父。
神父は、神と告解する者との間の仲介者。
神との約束(戒律)に従うのは神への愛の実証。
告解の内容は他に明かしてはな…
ヒッチコックらしく殺人事件のシーンから始まり犯人は誰か観客は分かってる。
そこをどう面白く見せるかが腕の見せどころ。
殺人を懺悔室で告白された人のいい神父がやがて自分が疑われ、犯人を知りながらも告…
半ケツが出てもアレしないのが渋かったしそもそも犯人がなんでわざわざ告白したかを思うと宗教の存在意義がズシンとくる感じ。
しかしこんなイケメン神父やっかまれるだろうな。
セクシー奥さんの話で一気に話が…
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