このレビューはネタバレを含みます
時代を表す寂しい映画
たったの万リラで売られたジェルソミーナ。彼女はそのことをわかっていながらよくわかっていなかったのか?
彼女の小さな人生を私たちも思う。
ザンパノは自分が彼女の人生を大きく左右す…
かなり野蛮なザンパノと、付き添うジェルソミーナ。
初めは嫌がっていたものの、自分がいないとザンパノは1人になってしまうと知って献身的に旅をするも、いざこざがあり…。
残念ながらジェルソミーナは何がし…
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「カビリアの夜」でもそうだったけどフェリーニ正面からのショットが多いな。ラインを感じない。離れ離れになってもどこかで生きているんだって思うのと完全に死んだんだなって思うのって似ているようで違うよねっ…
>>続きを読むいわゆる底辺という階級なんだろう。
純粋とか無垢とか評されているが、私には無知、無教養、教育や躾の機会が与えられなかった人に見えた。依存相手のザンパノに至ってはジェルソミーナが備えている善性すら持ち…
la strada 、道。
道そのものには果てしなくどこまでも続く永遠性がありながら、反面ザンパノは、それを走り続けなければ生きていくことができない辛さを抱えている。
ジェルソミーナを邪魔に思った…
かなり久しぶりに鑑賞。少し舞台っぽい演技に見えるのは、ジェルソミーナの喜怒哀楽がわかりやすく表現されていたからなのかな、と思った。小石の話のところはすごく良かった。
近くにいる人を大切にしようとい…