120分に満たない密室劇なのに、12人の登場人物が多面的に描かれている。劇中で判決、犯人像の印象がくるくる変わるように、鑑賞者が陪審員に抱く印象も同じくらい目まぐるしく変わるのが面白かった。
「ジ…
≪ざっくり評価≫
名作「十二人の怒れる男」を、ゆる~~~くアレンジ。面白いし考えさせられる。
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総合評価 (/6) ✩ 4.0
シナリオ 4
総合演出 4
独創性 4
…
陪審員制度は民意を取り入れてますって感じで聞こえは良いけど、無作為に選ばれた人達が本当にこの映画みたいな感じだったらと思うと、怖い。笑
冤罪もそりゃあるよなあと改めて思った笑
考えることを放棄して…
三谷幸喜らしさが全開の作品
陪審員制度がテーマなんてそれだけ聞いたらお堅い映画なんじゃないのとか思っちゃいそうだけど、そこは三谷幸喜が楽しく観られるように仕上げている
自分勝手な人が集まって言いたい…
殺人事件の陪審員として呼ばれた12人。
最初は全員無罪で終了かと思いきや、ひとりが無罪を取り下げて有罪だと申したところから話が始まる。
三谷幸喜さんの脚本らしく登場人物のチャーミングなところがたくさ…
「こういう人いるよな~」とツッコみながら観れる。タイトルにある通り良くも悪くも日本人らしさがよく描かれている。
オマージュ元はもっと重くてさりげない風刺が効いてたけど、こちらはもっと軽くてコメディ感…
舞台は陪審員制度がある日本。
12人の陪審員が、元夫を殺した被告の有罪無罪を議論していく、というストーリー。
セットは会議室と廊下、会議室外の中庭?のみで、会話劇が見どころ。
陪審員という設定もあ…