暗く淀んだ海と、波打ち際に置き去りにされたピアノ。
構図の美しさに心を奪われる。
言葉の代わりであり、魂の一部であるピアノと共に生きるエイダ。
理解のない冷たい夫よりも、粗野だが、気持ちが通じ…
指練習にマイケルナイマンの「楽しみを希う心」を弾いてて、久しぶりに観たが、こんなに残酷で狂った作品だったとは。
ちょっと無理矢理なら抱けたかもしれないのに、妻なのに、抱かない。
が、鍵盤を弾く女…
エイダは話せないけど、ピアノがあるから言葉がないとは感じてなかったんだよね
だからエイダは自分の"言葉"であるピアノを、取引に使ったりしたスチュアートより、大切にしてくれたベインズの方を選んだのかな…
6歳の頃、エイダは喋ることをやめた。それは父曰く"暗い才能"。息をするのをやめることさえ決断しかねないもの。それでも、ピアノがあるので言葉を持たないとは感じなかった。娘のフロラが生まれたが、相手とは…
>>続きを読むマイケル・ナイマンの“楽しみを希う心”が好きで映画も視聴。
ドエロい。ずっとエロい。そして純愛じゃないからキモイ。
まず思ったのは、エイダとベインズの関係は、最終的に「愛」と呼べるものになったから…
予想以上にエロかった笑 ただそのエロさも直接的なものじゃなくて、ピアノレッスンと称して、少しずつ静かに進んでいく、焦らせるようなもので、そこは好きでした。
なぜ主人公は好きになったんだろうと思ったけ…