西部劇の伝統的ヒロイズムにアンチテーゼを表した傑作。
結婚を機に退任する保安官ケイン(ゲイリー・クーパー)の元に、彼へ復讐するために悪党一味が正午まもなく戻ってくるという報せが。
ケインは街の人々へ…
この映画は複雑な背景を持っているだけに様々なメッセージ性を解釈する向きもあるようですが、まず単純な娯楽映画としてきちんとメリハリが効いており、かつニューシネマ的な安易な無常さやプレ期にありがちな正義…
>>続きを読む敵の来襲に終始怯える保安官ケーンは、西部劇の主人公としては珍しくとても人間味がある。
それでもたった1人で4人の荒くれ者たちに立ち向かい、辛くも勝利を果たしたのち、バッジを捨て去る彼の去り際の背中は…
圧倒的な暴力の前に瓦解していく結束力。ヒロイズムに取り憑かれた男が町から見放され、最後は正義の証を捨て去っていく話だが、結局彼はヒーローの勤めを果たしている点が重要だと思う。
つまり誰の助けも借り…
数十年ぶりにしっかり鑑賞。
西部劇の様相ではあるが内容は極めてリアルな人間ドラマ。
そこにいるのは、西部劇ヒーローなどではなくただの死を恐れる男。そして守るもののために情けない決断をしなければならな…