公開当時の評価が良かったのは知っていたけど、調べたら、88年のキネマ旬報ベスト3位だった。まぁ、何とも脳が疲れてきて途中で離脱してしまった。見えないものが見えて、聞こえない声が聞こえる精神疾患を疑似…
>>続きを読む有名すぎて逆に見てなかった②
色の使い方がおもしろい
色という概念は物質が反射した光を脳が勝手に処理した産物に過ぎず、反射した光を赤色だの青色だの区別して認識しているのは人間特有の文化であるという…
人間として生きる色んな感情や言葉がかえってに永遠のむず痒さになる
天使として生きる気持ちなんてこれまたわかるわけはないが、こちら側からしたら天使のおかげでポジティブに転換出来ているのかもしれない
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いいなー
全てのセリフが詩的で哲学的
セリフの意味を考えるために毎回毎回一時停止したくなっちゃう
後半の天使が人間になれた時
白黒の世界がカラーに生まれ変わった
人間に生まれてよかったなって思わせ…
前半のモノクロ部分では天使から見た世界ということもあって詩的に淡々とあまり感情が揺さぶれられることなく進んでいくけど、その分後半の色彩豊かな世界では一気に世界が広がり生きている実感を感じさせられた
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