若い頃にハマったゴダール特集2夜め。たぶんこれも8年ぶりくらいに観る。フランス版、あんまりロマンもポルノもないロマンポルノ、「団地妻昼下りの反戦」。ビビッドなコラージュと光によってぼやける実写の色、…
>>続きを読むんーなんか囁きナレーションを軸としたコンセプトは面白いけどなんかカッコつけすぎな気がする。ベトナム戦争下のアメリカとその消費社会への批判ってのは良いけど、それを抽象的議論にして煙に撒く感じがして、そ…
>>続きを読む日本のポスター 広島
「感情が常に対象(オブジェ)と結びついていうるとは限らない 例えば 欲望 欲望の対象がわかっている時もあれば 分かっていない時もある 何かがない と思っても 何が …
死にかけのヌーヴェルヴァーグ
新しい波、方法論、息吹は死にかけている。ゴダール的な方法とも言っていい、メタ的な語り、自己言及的な語りの限界がこの映画にはある。
資本主義に対する痛烈な批判は社会主…
徹底して映像と切り離され、干渉することのない囁き声ナレーションの湿度がすごい。人妻イメビからエセ哲学に接続する語りの強引さは…苦手な方のゴダール。
タイトルと同じ赤青の服を纏った女と無機質な街を同一…
ゴダール⑧。今作の後に観た『ウィークエンド』が強烈だったので、印象は薄め。淡々と進む日常ドキュメンタリー感、建築というモチーフとストレートな現代批判が印象的。
どういう結末だったか思い出せないので、…
ゴダールは映画の自動化を拒否する。故に彼の映画は常に映画をふるわせ、その強度を確かめている。フレーム上のイメージはその外を常につなぎとめ、音はフレームへの侵入と脱出を繰り返す。イメージがイメージであ…
>>続きを読む資本主義や大規模な都市開発が迫る60年代フランス(彼女)について知っているたくさんのこと。相変わらず横溢する言葉は脳に詰め込めないし、画面内は常にノイジーで、泣き喚く子の声が部屋に延々と響いたり、…
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