ストーリーの起伏は緩やかだけど、その分淡々とじっくりと帰郷に向けての道程をなぞっていけた。解放された後の苦しみや生への力強さ。中でもバイオリニストが、死ぬことばかり考えていて、自由になったらもう手が…
>>続きを読む〖1990年代映画:自伝実写映画化:イタリア・フランス・ドイツ・スイス合作〗
1996年製作で、アウシュヴィッツからの生還を書き記したプリーモ・レーヴィの記録文学の『休戦』を実写映画化らしい⁉️
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アウシュビッツの過酷な状況から、徐々に平常に向かって行く。様々な国籍の人達が、それぞれの時間の中で生きている。一欠片のパンを得るために、人間が殺し合う異常な状況。平和な生活の中では感じる事が出来ない…
>>続きを読むアウシュビッツで解放されて故郷イタリアを目指したユダヤ人作家の自伝かつベストセラーが原作。
囚人服に赤い逆三角形が縫い付けられてて、「政治犯だっけ?」とあたりをつけてググらずに見続けたけど政治犯であ…
アウシュヴィッツを生き残ったプリーモ・レーヴィが故郷へ戻るまでの旅を描いた記録文学をフランチェスコ・ロージーが監督した映画。1997年。フランチェスコ・ロージーという、懐かしい名前。ホロコーストとい…
>>続きを読むイタリアのユダヤ人作家、プリーモ・レーヴィのベストセラー記録文学『休戦』を、フランチェスコ・ロージ監督が映画化した作品。1997年。主演はジョン・タトゥーロ。原作未読。
1945年1月、ソ連軍によ…
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それは男が着ていた収容所の縞模様の作業服と、男の腕に刻印された数字だ。
その男の名はプリーモ・レーヴィ。
イタロ・カルヴィーノ、ディーノ・ブッツァーティと並ぶ、イタリア戦後文学を…
ユダヤ人作家プリーモ・レーヴィの実体験に基づく小説「休戦」を映画化(以前読んだ記憶)1945年アウシュヴィッツ収容所が解放され、故郷トリノへの帰郷を決意する主人公。主人公が故郷へ帰るまでの8ヶ月間を…
>>続きを読む今までシンドラーのリストとか戦場のピアニストとか、アウシュビッツ内や戦時中の映画はたくさん観てきたけど、解放後に生き残った人たちの話は初めてだった。主人公の呟きが傍観者的な視点で映画に力を与えてる。…
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