セルゲイ・パラジャーノフ監督の遺作。
吟遊詩人アシク・ケリブが領主の娘マグリと結婚を決めるが、彼女の父から貧乏人に娘はやらん!と追い返されてしまう。
アシクはマグリを待たせ、身を立てるべく1000…
ロシアの詩人レールモントフの同名短編小説の映画化。
エンドマークの後に「タルコフスキーに捧げる」と、亡き親友への献辞が出てきました。しかし本作はパラジャーノフ監督の遺作となった作品でもあります。
…
スラム砦の伝説と似ていて、カメラがほとんど動かないゴシック的な絵面で、たまに幻想的なショットがある より音楽主導になった以外はスラム砦とあまり方向性が変わらなくて、これならスラム砦見ればいいように思…
>>続きを読む「ざくろの色」は高尚で絵画的だったけれど、今作はもっとストーリー性があり、コメディっぽいシーンなどもあって親しみやすい。
異国情緒あふれる民話みたいな作品で、タルコフスキーに捧げる遺作でもあります…
このレビューはネタバレを含みます
なんかすごい!!!圧倒されてたらいつのまにか終わってた。神話だ。
知識が無いのでどの程度ジョージアおなじみでどの程度おもしろなのかわからなかったけど全部おもしろかった。ハーレムの女の子たちが急にマシ…
「アシク・ケリブ」
〜最初に一言、パラジャーノフのコーカサス幻想が炸裂した傑作中の傑作で、吟遊詩人の声に耳を傾けながら、独特の伝統楽器が全編を響き渡り、独奏する。場面転換とクライマックスはもはや文…