アシク・ケリブの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アシク・ケリブ』に投稿された感想・評価

グルジアの映画作家、セルゲイ・パラジャーノフの遺作。ミハイル・レールモントフの民話を華やかな色彩セット、衣装で描いた「火の馬」(64)に近い作風。
早稲田松竹にて

集大成感があって最高だった、分かりやすくもあり装飾美術が素晴らしかった。

セルゲイパラジャーノフらしいと言えばそうで、目新しさはなかったなあ…しかし愛してる…産まれてくれてありがとう

タルコフス…

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ローカライズされたアヴェマリア(曲)にハートを撃ち抜かれた
ストーリーはなにも面白くなくて、おとぎ話ってこうだよね、って感じ(そこがいいのだ)
馬映画

観られてよかったパラジャーノフ!

映像が美しいのはもちろんのこと、音楽の映画でもあるなあ

ケリブくん、終盤カズレーザーみたいな格好になってたけど一番驚いたのはラストのカメラのところ
タルコフスキ…

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あらすじ読んでから見たので中盤くらいまでは何とか把握できたけど、それ以降はやっぱりよくわからない。絵画的なショットと演技のコミカルさが相まって絵本ぽかった。ラストの飛躍とタルコフスキーへの愛。

ダ…

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Rin
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これを五月蝿いと言うと色んな人から叱られそうだけど、映像も音も表現のしつこさが私の閾値を超えていた。あくまで、好き嫌いの領域の話。映像も音も五月蝿い作家の代表格にジャン=リュック・ゴダールがいるが、…

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煙
4.1
一番好きかも。寓話的でおかしみもある。アシク・ケリブの服がどんどん派手になる(最後は赤)。クローズアップ。駆ける馬。遺作。突き抜けた境地。

貧しい吟遊詩人が裕福な商人の娘に恋をして、格差の違いによる障壁を乗り越え「奇跡」によって成就する過程を映した作品。

非常に単純明快なストーリーにも関わらず、自分には説話構造がどう繋がっているのか判…

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JHAT
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物語内の事実に忠実な描写が多いが内面世界のそれが希薄なのでクライマックスの奇跡も説得力があまりない。あと嘘すぎるセットが紙芝居感を加速させる。

ストーリーはよくある童話風で面白みに欠けるのだけど
ざくろの色と同じく豪華な異国の絵本を見ている感じ、眼福
個人的には異国情緒溢れる絵や調度品、建物がとにかく素晴らしく
目が離せなかった。
調度品が…

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