身分違いの結婚を許されなかった吟遊詩人アシク・ケリブは立派な男となって戻ってくることを婚約者に約束し、旅に出る。
ロシアの文豪ミハイル・レールモントフの御伽話を映画化。
セルゲイ・パラジャー…
このレビューはネタバレを含みます
主人公であるアシク・ケリブが領主の娘であるマグリをお嫁にもらおうとするも領主に反対され追い返されてしまう。身を立てるべく1000日の旅に出た彼の前途多難な物語……と言った感じですね。
民族衣装や、眉…
パラジャーノフは4本しか撮っておらず、この4本には共通点があまりに多いのでいろいろ議論するのは楽しそう
映像に印象が持っていかれがちだけど、映画館で4本見て思ったのはどれも音がすごい
石をこすり合…
遺作だそうです。
台詞はアゼルバイジャン語、ナレーションはジョージア語っていう凝った作り。
ザクロの色が赤から最終的には白に変わるのは89年年を現前にした88年の映画ってこともあるのかしら?
大阪…
裕福な家に生まれた恋人との結婚を考えている吟遊詩人の青年アシク・ケリブだったが、貧しい家柄のせいで相手の父親に門前払いを食らってしまい、出稼ぎの旅に出ることになるが……というお話。
相変わらず偏執…
見知らぬ土地でたどり着いた先で見てしまった異国の舞踊のような映画だった。
パラジャーノフの映画は初だが東ヨーロッパであり西アジアでもある旧ソ連グルジアの映画とのことで、初グルジア語は新鮮だった。音楽…
ローカル色豊かな伝承というか英雄譚。ありがちな寓話的ストーリーだったが、 ちょくちょく差し込まれる色彩と構図が印象的な短いショットが意味ありげ。だが最後に「タルコフスキーに捧ぐ」のテロップを見て、な…
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