約1年ぶりに2度目の鑑賞!
西洋美術史の授業で教授が「システィーナ礼拝堂のこのらせん階段は「甘い生活」でアニタエグバーグが上るシーンでみれますよ〜風に吹かれて帽子が飛ぶところが有名ですよね!」と言っ…
ゴシップ誌の記者マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、スキャンダルを求めて、夜のローマをさまよう…。
タイトルの”甘さ”だけでなく、”苦み”もたっぷり詰まってるのがいい。
前半は、アッパー…
気になった音楽たち
La dolce vita/Derek Wadsworth
Lola: Parlami di me/Nino Rota
La dolce vita (Final)/Nino Ro…
再見。長くて退屈でキリストが飛んでる記憶。大人になって観るとやっぱり話が退屈でめっちゃ長い。そして飛んできたキリストは最高だった。構図とかそういうコトはよく分からないけど、170分ビシビシ決まってい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
難解じゃないけどよく分からなくて読み取りが難しいやつ。(親切な話ではない)
全体の流れはだらだらとしてるけど(それも主人公の時の流れっぽい)パーツが見所しかない。
衣装はオシャレだし、女性達は綺麗で…
何故、我々はフェリーニの映画を観て無理にシークエンスの構成を見つけようとしたり(見つけ出せない場合は「この映画は駄作だ」と罵り)、無理にこじつけたシークエンスを連続的に理解しようとするのか?
純…
パパラッチの語源となったパパラッツォらがアニタ・エクバーグを追い回す様はまさに女の尻を追いかけ回すようで滑稽だったし、塔でマストロヤンニが結局彼女と頂上に着くのも象徴的で、あまりに有名なトレヴィの泉…
>>続きを読む戦後復興後の栄華と退廃。陰と陽の寓話劇。解体されたストーリーの中に散りばめられた寄る辺なき現代人の空虚なはしゃぎ声と疲れ、素晴らしい、素晴らしいぞ!
トレヴィの泉、乱痴気シーン、映像美たるや。詩的台…