松本清張原作の推理小説を映像化したミステリー作品である。
当時の作品(1961年製作)に共通しているのは、台詞が非常に丁寧でキメが細かい事だろうか。故に作品に没入できるのであろう。
「砂の器」「点と…
久我美子にはスカーフがよく似合う。
冬の能登の断崖の上で冷たい強風に吹かれて揺れる前髪と、彼女の黒髪を包んで寒風から守るスカーフがとても印象的。
ん、これって火曜サスペンス劇場か?と一瞬思ってしま…
眞野あずさ主演のドラマ版も観たことあるけど、やっぱりこのストーリーが好きじゃないから、こっちもあんまり。
広末涼子の映画版は観たけど、ほとんど覚えてない。
アタイはね〜って言う有馬稲子が可愛かった…
原作で顕著に伝わってくる北陸の陰鬱で物悲しい雰囲気が、白黒だからこそより美しく感じられる気がする。逆に崖から落下するシーンは、人形感こそあれど白黒なのにハッとさせられます。
夫の秘密に辿り着くまでの…