狂った一頁に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 2ページ目

「狂った一頁」に投稿された感想・評価

ngt

ngtの感想・評価

5.0

日本初の前衛映画。
癲○院で繰り広げられる夢。
妄想と現実の交錯。堂廻目眩。
ブルトンが本作を観ていたら何と激賞したことか。

観賞者の精神を揺らがせる譫妄的な映像と歪曲されたイメージの身体表現。

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過去観たの思い出し記録。

90年以上前の映像とは思えない鮮烈な表現に終始釘付け。
不気味だけどそれが妙にクセになる。
サイレント映画なので想像をふくらませながら観る楽しみも。

ジガ・ヴェルトフが憑依したかのように衣笠貞之助が撮ったカルト的不気味映画。

作為的な狂気が強く感じられるシーンも多いけれども、粗い映像や大胆なジャンプカット等が齎す気味の悪さは後のジャパニーズホラ…

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アマプラで見た。全っ然わけわからん(活弁ありきなの?)
この時代にもうスウィッシュパンしてる!驚愕!100年くらい前にもういろいろやり尽くされてると思い知らされた。
Aki

Akiの感想・評価

4.4
格子の抑圧。衝突。解放。疎遠。映像でしか表せない非言語の迫力。
正気でなんかいられない、素顔なんか見せたくない、裂ける空、浮く心。
ぴよ

ぴよの感想・評価

5.0

(35mm)
ロメロのゾンビ映画を先取りしてる。

廊下のショットが印象的。

テキストの説明が一切なく、表現主義の邦画としては秀逸。

前作の『天一坊と伊賀之亮』(1926)では「ジキルとハイド」…

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srbk

srbkの感想・評価

5.0

鎮静剤入ってる?熱中症の人がオーエスワン飲むとおいしく感じるのと同じように、これ見ると本当にすごくホッとして助かるんだよねなんか浸透圧が同じ感じで…。本当にありがとう、いい薬です。精神科の待合室とか…

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モンタージュによる映像編集やカメラワークの裏をもってしたトリック撮影をふんだんに使った邦画界初の実験映画。
海外から表現主義などの前衛的な作品の潮流が押し寄せていた1926年日本、そんな折に"カリガ…

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さぁ

さぁの感想・評価

4.2

狂った、いち…?いっこう?いちぺーじって読むのか。勉強になった。
100年程も前の映画。白黒の無声映画。精神病院。この情報だけでも怖い。
無声映画だし、何の字幕もないし、私のiPhoneは永遠に画像…

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み

みの感想・評価

4.2

日本の映画史に残る、まさに狂ったいちぺーじ。

サイレント映画黄金時代に作られた日本で最初の前衛映画。
精神病院を舞台に患者達の抱える精神世界を、アニメーションや多重露光、オーバーラップなどの革新的…

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