かなり前に天文館の映画館で見ました。
驚いたことに、石原裕次郎の台詞がほとんど聞き取れません。それは恐らく,老化した耳のせいでも,フィルムの保存状態のせいでもないと思われます。
にもかかわらず、面白…
『狂った果実』(1956)VODで初鑑賞。中平康監督。原作小説の実は古典的で分かりやすい設定を元に長編デビューとは思えない安定感と技巧が冴える演出。低予算も幸いしてヌーヴェルヴァーグへの影響も分かる…
>>続きを読む結構難しい作品でした。
三角関係というか、兄弟の恋が思ったよりドロドロで少しずつ自分の気分もドロドロになっていくような感覚になりました。
兄と恵利の性格の悪さに正直イラッとしましたが、途中の春次の一…
真面目な弟が好きになった女性を奪おうとする不良の兄。これだけでも気持ち悪い設定なのに、その女性は既婚者なのに、どちらの気持ちも受け入れる。
当時はどのように見られていたのか? 今みたいに不倫や浮気…