このレビューはネタバレを含みます
女の叫び声がうるさいぞ。悲壮感が全く無いただの感情のボリュームでしかない叫び声。映画館で見なくてよかった。
ぼろぼろの家全体が斜め向いてて、障子と人間が来てる服の継ぎ接ぎ破れかぶれ具合が同じ。それが…
2019年1月7日 レンタルDVDにて鑑賞。
ロシアの作家、マクシム・ゴーリキーの戯曲を黒澤明が翻案。
舞台を江戸に置き換え、陽も当たらぬ場末の棟割長屋で文字通り”どん底”の生活を送る貧民達の人間…
オンボロ長屋に集い、肩を寄せ合って生きる貧乏人たちに明日への希望はなく、昨日も今日も明日も変わらぬその日暮らしを繰り返すだけ。どん底から這い上がれるかもしれないという気休めは、本当に「いい嘘」なのか…
>>続きを読む観てなかった黒澤明シリーズ。
エンタメ要素が他作品に比べて薄かったかな。描きたいことはわかるんだけど、それが楽しいのかというとちょっと違う気がした。
ただ、時折出てくるミュージカル的なシーンが楽…
演劇のような映画です。
長屋の中を登場人物が出入りしていて、それぞれあだ名で呼ばれています。
日本語が聞き取りにくい部分がありますが、「よくわからないが楽しそう」「なんだか大変なことになっている」と…
ゴーリキーの戯曲の映画化。元が戯曲というだけあって映画というより芝居に近い。舞台が長屋から移ることはほぼなく、長屋での人間模様を描く。
最底辺階層の人々を描く作品だが、全編通して明るい雰囲気に包まれ…