『どん底』(1957)DVDで初鑑賞。貧しい長屋の人間模様。マルチカメラでパンフォーカスの中、名優陣が罵り合う。山田五十鈴、左卜全が特にいい。閉塞感で辛いがどん底のラップとダンスが愛おしくなる。黒澤…
>>続きを読む「生きる」「七人の侍」「静かなる闘い」と観て、4本目の黒澤明。今まで観た作品と違って「どん底」はあんまスカッとしない(三船敏郎もスカッとしない)。でも、長屋でひしめきあっていた男女のことを後から思い…
>>続きを読むここだけの話、初見です…
呆気に取られ途中失神もしましたが見終えてからジワジワジワジワ。
スクリーンでなければ確実にタップもせずにリングアウトだったろう。
実に戯曲らしい閉鎖空間の群像劇。
崖…
二度目の観賞。やはり演劇的なのが合わないと感じてしまった。
あのラップみたいなのも好きじゃなくて始まると気持ちが停滞しちゃうし、
誰も彼もいきなり感情的になって叫びだすのがどうも辛かった。
た…
本当、黒澤映画は主役が誰だかわからない群衆劇や途中で主役が交代する作品が多い。この作品もしかり。
そこが黒澤映画の良さでもあるが。今作は一応、三船が主演扱いだが、左卜全が全部持っていってしまってる。…
「どん底」
本作はゴーリキーの同名戯曲を翻案し、江戸時代に置き換え様々な相対的貧困を味わう人々を今で言う集合住宅と言う空間で描いた人間ドラマで今改めて鑑賞したらそこに出演している俳優は皆亡くなってる…