ヘルツォークとキンスキーがアマゾンで出会った
16世紀、スペインからアンデスにあるという黄金郷を求めて、アギーレ率いる一団がイカダで川を下る。役が取り憑いたキンスキーと、冷静にカメラに収めるヘルツォ…
すげぇーーおもしろーー
初ヘルツォーク作品。
カメラが手持ちで、人物に近い位置から撮っててドキュメンタリーっぽい雰囲気。
その中でも大砲の爆発だとか、森の木に刺さってる帆船とかヤバい対象物は引きで…
冒頭、探検隊の長蛇の列を長回しで見せることで、ラストのアギーレの悲壮感が際立つ
騒がしい映画ではなく真逆の静寂な映画
静寂の中でこそ狂気は輝く
自然が背景なのが人間の異様さが強調される
ドキュメ…
アマゾンの奥地にある黄金郷を目指す探検隊が地獄に突き進んでいく傑作。
文明人が非文明圏を征服し、どれだけ発達していようと未開の地では無力で破滅するしかない皮肉の効いた展開が素晴らしい。
美しいはずの…
エドワード・ヤン回顧展へ向けて久しぶりに再見。ヘルツォークの文明批判の仕方には然程興味を持てずにいたが、この映画に関しては確かに中々いい。終盤にかけて演劇化していくような画面と音声の微妙なズレ(「こ…
>>続きを読む時期:1560年代
場所:中南米
インカ帝国を滅ぼしたのち、スペインから派遣された一行のうちの分遣隊がアマゾン川を下っていく
「アギーレ」は登場人物の名前だった。クラウス・キンスキーが演じて…