撮り方!恐怖ー!
お気に入りのリチャード・フライシャー。‘71年なので古めかしく感じるのは正直なところ。でもただならぬ恐怖へのいざない方は今でも新作映画として紹介してもおかしくないほど。
退院し…
ホームアローンみたいにもっと密室状態の屋敷内での攻防を期待してたのですが、「馬で逃げる」というウルトラCかまされたんでダメでした。
ゴミ捨て場で鉄をガンガンたたきながらヘルプミーと叫んでるのが凄い…
これは好きなフライシャー。壮大な音楽に乗って二人で林を駈ける美しい画と死体のカットバックは荒業感があって良い。ベッドルームとキッチンやバスルームとの往復によって死体をちょい見せしていくサスペンスも上…
>>続きを読むフライシャーの死体好きはおおいに結構としても、ミア・ファローの演技などというレベルを越えた気合には辟易するし、エルマー・バーンスタインのてんでズレまくったお祭り騒ぎのような音楽に至っては笑う以外の反…
>>続きを読む閉鎖空間を利用したワンシチュエーションモノかと思いきや、場面毎の移動が思いの外ダイナミックで驚くしローアングルが格好良い!
ミア・ファローが帰宅した時にはもう死体がある訳だが直ぐに見せずに、次の場面…
メインは盲目の女性が殺人魔の恐怖に
晒されるというお話。
この映画には
視覚的に見えない、恐怖
表情に隠れた見えない、恐怖
身近な人に隠れて見えない、恐怖
人間の恐怖を詰め込んでいた。
…
リチャード・フライシャーは、この手の作品では才気を発揮
主演のミア・ファローは、ホント線が細く無垢なあどけなさが魅力ながら、あのフランク・シナトラやウディ・アレンを陥した強者だけに、正体不明で危険な…
見えないことが恐怖なのは、昼夜を問わず邪悪がそこらじゅうに潜んでいるから。
それは悪魔でもなんでもなく、人間の恐怖。
見えない恐怖の疑心暗鬼は、目には見えない差別や不寛容を蔓延させて、無闇な悪意の種…
今日は、仕事中も、アカデミー賞が気になり、ドキドキでした!
デル・トロ監督、万歳!!!
で、ドキドキと言えば本作。
(こじつけが半端ないが…)
盲目の薄幸女性が、屋敷で事件に巻き込まれる…。
見え…