生誕120年没後60年フイルムでよみがえる白と黒の小津安二郎@神保町シアター
1957年作品
小津安二郎作品の中でポスター的には一番有名な気がする
音楽は明るめだが、内容は暗い
[長女(原節子…
英題は「東京トワイライト」。暮色とは、夕暮れ時の薄暗さを表す言葉です。果たして本作ではどういう意味を持つのか…。
物語は、定年を過ぎた銀行員の杉山という男性が飲み屋を訪れる所から始まります。彼…
小津作品でもほのぼのしたところが一切ない映画だ。
交際相手の子を妊娠したが、産みたいとか結婚したいとか言えず、妊娠したことを家族に言えず、1人下ろすことを決めてしまう次女。
結局心の内を誰にも言う…
ありとあらゆる不幸と不運が詰め込まれている小津安二郎にしてはかなり暗くて重い作品でしたね。
軽快な劇判、腰巻泥棒のハイトーンボイス、ケン坊のオネエ口調などの違和感にも不穏さを感じてしまう。(ちょっ…
改めて安二郎のおもしろさに開眼したばかりで、観るたび新しい発見にときめいている毎日ですが、これはまたびっくり。安二郎、こういう感じもありなのか👀
ずっと暗く不穏です。なにしろみんな笑わないし、何か…
ミヒャエル・ハネケの映画を見てる気分になった……。
暮色、まさに暮色。
見終えてからのあの衝撃というか、ズーンと来る感覚が忘れられない。
小津の中でも屈指の暗さじゃなかろうか。
電線や鉄塔、建物…
[陰鬱な雰囲気が強烈な印象]
ゴタゴタした脚本。明子の有馬稲子がちょっと鼻に付く。明子が、自分はいったい誰の子かと言って聞き回った挙句に、若い男に失望して跳び込む所が突飛過ぎる。
「彼岸花…
小津らしからぬ小津でした。あまりに暗い話で最後はショッキングでした。構図や画面は小津なんですが、ストーリーがちょっと濃厚ですね。ユーモア指数も少なめです。有馬稲子の麻雀姿がまじくそかわいいのと、お見…
>>続きを読む話の内容に合わせて夜のシーンが多い。個人的には、小津作品は、結果一人で生きていく、それでも人生は続くがテーマで本作は、極端にした感じだ。音楽がいつもの小津映画調で軽快でより違和感が出てくる。有馬稲子…
>>続きを読む松竹株式会社