北九州市立文学館の館長時代の晩年の佐木隆三と話したことあるけど、顔は笑っていても、なんだか重み…存在感のある大きなおじさんだった。きっと厳しい作品を書く人なんだろうなぁ…と思ってたけど、なるほど映画…
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「子は親の鏡である。」という言葉が浮かぶ。そして自我の目覚めた子は、自分が唯一無二の存在であると親に主張し、親を乗り越えたいと反抗を繰り返す。
自分が親になり、自分の親に共感するまで反抗と葛藤は続く…
巌が人を殺すときの、悪魔が乗り移ったかのような動きとセリフにただただ圧倒される。
最後の、ロープウェイでぎゅう詰めになったお遍路さんの団体とすれ違うシーンからの、山頂で遺骨を天高く放り投げていくラス…
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