シュールなハードボイルドとかいう謎ジャンル… だけでなく、痛烈な科学批判、反スターリン、可愛すぎるアンナカリーナ、SF、マオイズム、ディストピア、雑なカーチェイスなど情報量過多でそこはかとなく漂う…
>>続きを読むα60というコンピューターが支配するアルファヴィルでは、思想と感情が排除されていて、日々言葉が消え新たに増えていくそんな映画。α60がHAL 9000を彷彿させるが、何とも不思議な声と喋り方。官庁…
>>続きを読む評価するのが難しい。
SF映画と思いきや、出てくるのはパリの町並み。赤外線カメラっぽい画像や編集で未来感を出しているものの、公開から57年が経過した今、CGに肥えた目からするとそういう風には見えない…
台詞の魔力で近未来のディストピアが表現されている中、美しささえ感じてしまう際立つ処刑シーンの何と斬新なこと。アンナ・カリーナの美貌に見合うラブ・ストーリーの如き終盤の展開も快くEDの甘美な劇伴へと…
>>続きを読む人間的感情が失われたディストピア的な近未来都市を舞台にスパイの奮闘を描いたゴダールのフィルモグラフィにおける異色作。
翌年にトリュフォーも「華氏451」で書物が禁じられた近未来を描いていますが、今作…