みかへりの塔の作品情報・感想・評価

『みかへりの塔』に投稿された感想・評価

いわゆる問題児(いろんな意味で)を収容する自足自給の学園の話。一種共同体のような生活の中で自立更生を目指す。教育的な映画ではあるのだが、子供の悲哀が印象的な作品。川で泳ぐシーンなど郷愁を呼び起こすシ…

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gfbsj
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なんというか... 子供の躍動感スケール感も半端ない!です笑

素直すぎて.. それぞれ一癖二癖もある生徒と先生の奮闘生活なのですが
視点もフラットで、どちらの心情も伝わってくる作品でした。

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手のかかる子どもや不良を集めて教化する施設が舞台です。嘘をつく子ども、喧嘩をする子ども、盗みをはたらく子どもいろいろおります。施設での生活で矯正されてちゃんとした子どもになってゆきます。なかなか繊細…

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面白かった。みんなで一つのことをする幸せと退屈さ。
声によって情報が伝達されたり、先生も生徒もセリフを反芻したり、面白いなと思ってたら、川で回収するのえぐい
顔だけで抜いて次顔のアップっていうのもい…

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Aoyoao
4.9

問題児ばかりが集まる教護施設「みかへりの塔」の
入学~卒業までを綴った感動作。
2時間弱という上映時間は、
清水宏監督にしては大作といえるだろう。

生意気な多美子が編入してくるが、
人の服を勝手に…

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非行児童の救護施設院長の手記が原作。様々な性癖を抱えた子供たちが屋外で伸び伸びと動き回る姿は、清水ワールド。水路工事で、達成感の歓びを知る子供たち。
Ami
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よかった。有りがたうさんとセットで借りて、こっちの方が好き。
1日の最後にする反省会のシーン好きだなー。

1941年って世は戦争ムードだと思ってたし古い時代になればなるほど軍隊っぽい指導してるんだ…

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子どもがバーっと走る。伝達のための声が飛ぶ。造った川に水がドバーッと流れる。

建物の中に人物がどっしりといる画面もあれば、外を生き生きと動き回る画面もあります。例えば山の斜面で寝転ぶところに自然地…

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戦中に制作された数少ない清水宏作品の一つだが、感化院を一つの国家の物語として見てみると、問題児たちを「立派な大人」=「兵士/良妻」へ育つことを正しい教育として、親は絶対だとする天皇制についての側面が…

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敗戦後早々に、戦災孤児を扱った「蜂の巣の子供たち」を製作した事を以てしても、清水宏監督の子供に対する中庸性は明白であり、社会で問題児とされた子供の更生施設に籠り縦横無尽のカメラワークで、信じられない…

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