呉市の離島で暮らす家族の時代の流れに逆らえない暮らしと仕事。
渥美清の魚屋さんが良過ぎるー!
役目を果たした船の焼かれているシーン、
夫の表情を伺う倍賞千恵子。
前の『家族』では船で旅立つシーンから…
時代の流れ、もしくは大きなものってのは今時だとGAFA的なやつ。もっと身近なとこだとオラが街にイオンが出来たおかげで個人商店が駆逐され、現在は大きな店がオンライン通販に駆逐されかかってるって云うのと…
>>続きを読む山田洋次作品を観ると大抵頭の中に「普遍」というワードが自分の場合は思い浮かぶが、今回はより明確にフォントサイズ72位でしかも太字のものを打ち出してきた。
あえて記号的にして抽象度高めて獲得する類の…
「家族」が日本縦断なら、本作は広島県内に限られ、「瀬戸の花嫁」ヒットに沸いた瀬戸内海に浮かぶ倉橋島で、石船で砂利運搬を生業とする一家の物語。オイルショックで燃料費高騰、大手参入による収入減少に追い込…
>>続きを読む長年仕事で使用した船が壊れた事で廃業を余儀なくされる船長。
大事件が起きることもなくしみじみと味わい深い話だった。
島での最後の仕事中、機関士資格取得までの苦労の日々を思い返す妻・倍賞千恵子…
淘汰されるものたちの物語り。
何うして皆んな、此んないゝ処を去つてしまふのか。其の答へが此処に在る。
都会に、資本に、大きなモンに吸収せられ、村々は一つに収束されてゆく。凡ゆるものが判りやすく、…
時代の流れに取り残されていく様子がなんとも切ない、その中でも食べてくために変化しなければならない。いつの時代もそう。
前作「家族」と同様のキャスト。
見慣れた役者なのに完全にそこに住んで暮らしている…
瀬戸内で石の運搬を生業にしている夫婦。真面目で働き者だけど高度成長期の波に飲み込まれ…。民子三部作の二作目『家族』同様、時代に取り残される井川比佐志と倍賞千恵子夫妻。
ほんのちょっと昔まで、農民の…
昭和の高度経済成長期、海で石を運ぶ「石船」が廃業に追い込まれ、職を求めて瀬戸内海の故郷の島を去ることになった一家の話。
つい最近、父親の故郷の島を訪れたばかりで、昔の私の島生活の記憶と色々重なる…
松竹株式会社