「ハンナ・アーレント」を観て、
その流れで鑑賞。
「悪の凡庸さ」を突きつけられる映像。
アイヒマンは世間が予想した、
大悪党やサイコパスではなく、ただの小役人。
アイヒマン裁判と、アーレントの著…
「100分で名著」でドイツの哲学者ハンナ・アーレントを勉強したことで気になっていたアイヒマンの裁判を編集したドキュメンタリー作品。
映画として面白いかと言われるとそうでもないが、興味深い内容であっ…
☆悪の凡庸さ
ドイツの政治哲学者、ハンナ・アーレント(1906~75)はユダヤの家系で、若い頃にはマルティン・ハイデガーと不倫関係にあった時期もある。ハイデガーは1930年頃にナチス入党すること…
このレビューはネタバレを含みます
1961年にイスラエルで行われたアドルフ・アイヒマンの裁判映像をハンナ・アーレントのザ・ニューヨーカーに発表したレポートを基に編集したもの。
裁判当時、数少ないナチス大物の生き残りでありユダヤ人を…
アイヒマン裁判のドキュメンタリー。
ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』を踏まえて編集。
上から命令されたから業務として行っただけ、責任は私にはない。
これがア…
ナチスドイツにおいて強制収容所への移送の責任者だったアドルフ・アイヒマンのエルサレム裁判のドキュメンタリー。
安倍晋三の更に10倍は心臓に毛が生えたような憎たらしい答弁。
『不正義の果て』で語ら…
1961年4月エルサレムで始まった裁判のドキュメンタリー。
この作品を見ていて、これが600万人もの命を殺戮した罪を問う裁判なのかと驚く。
まるで、森友・加計学園に絡む文書の隠蔽での国会答弁…
ナチス・ドイツ政権下で行われたユダヤ人虐殺において、移送の責任者であったアイヒマンの裁判を実際の映像だけで構成したドキュメンタリー。
大学の時、授業を受けていた教授の田野大輔著『ファシズムの教室…
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