無理な蟻塚への突撃命令に兵士たちは進行を諦め自軍の塹壕へ引き返す。
将軍はその責任を兵士に負わせ、責任逃れをする。現状を理解せず判断を誤ったのは上層部の人間なのに、呑気にダンスを楽しむ姿にとても腹が…
前半の塹壕からの突撃シーンが良かった
モノクロなのがより迫力を感じ『1917』を連想した。
戦闘描写も凄いが描しっかりと反戦映画として見応えもあった。
キューブリックの映画の中でもトップクラスに良か…
このレビューはネタバレを含みます
スタンリー・キューブリック監督の反戦映画
なんともやるせ無い…と見た後に思った。
勤務中に酒を飲み、あろうことが何も無いのに手榴弾で味方を殺す上官や士気を上げるためと味方に砲撃をしようとする将軍に…
非常にキューブリックらしい戦争映画。
戦時中の社会的な動きや、体制、それによって生じる平常時には考えられない不条理さを論理的に描いている。
キューブリック監督は人間自体を客観的に見ることができる…
演出5
演技4
脚本4
撮影5
照明4
音楽4
音響4
インスピレーション4
好み4
○「愛国心は悪党の最後の口実だ」(ダックス大佐、サミュエル・ジョンソンの言葉を引用して)
反戦というテーマの…
【対比の戦争映画】
本部と戦場、フランスとドイツ、裁く方と裁かれる方、上司と部下、生と死
あらゆる対比の中で人間の内面を映し出すキューブリックの傑作
カークダグラスは次のスパルタカスの役とも被…