"ずっと自転車に乗りたかった。乗れたら好きな所に行けると思ってた。でも今は行きたい所がわからないんだ"
大人になるにつれて、私たちは少しずつ何かを失ってゆくのかもしれない。エドワード・ヤンとビートル…
台湾ニューシネマの先駆けにもなる4人の若手監督によるオムニバス作品。
4作品の中で描かれる人物が小学生から大人へ次第に世代が移り変わって行きながらそれぞれの作品が独自の個性を出していてすごく良かった…
「光陰的故事」
冒頭、六〇年代の台湾。レコードを回す手、恐竜のフィギア、田舎町、無口な少年、片思い、大学生、水泳レース、台北に住む若夫婦、トラブル、自転車練習、ビートルズの音楽。今、四つの時代と物…
小学生の頃に引っ越しが重なって全部で4つの学校に通ったんだけど、そのうち2つの学校の校長先生が、夏休みの前の終業式で「光陰矢の如し」という言葉について話していて、印象に残っている。とは言っても小学生…
>>続きを読む5年前、学校の授業で見て以来の。
台湾で1982年公開の、エドワード・ヤンの監督デビュー作を含むオムニバス映画集。
エドワードヤンの『希望』はさすがと言った感じ。他の作品と比べて端正で、冷たく鋭い…