西側への移住の申請を拒否され、監視される事になり、田舎町に飛ばされた女医バルバラが患者と自由の間で揺れ動く様を描いた映画。監視や密告が当たり前の社会の恐怖や人間としての使命を描き、恋人の待つ西側に自…
>>続きを読む第62回ベルリン国際映画祭銀熊賞。
クリスティアン・ペッツォルト監督作。
1980年の東ドイツを舞台に、西側への亡命を図る女医の姿を描いたドラマ。
ベルリン映画祭で監督賞を受賞したドイツ映画の秀…
【眼差しの壁】
予告編が気になり、最近R・W・ファスビンダーの特集上映で、70年代迄の戦後ドイツ女性をみてきた流れもあり、1980年の東独を描く本作、興味深くみてまいりました。
寡黙で静謐、少し…
カッコいい。ほとんど笑わなかった女性が最後に笑う。なんともシビれる。まさにおとなの作品。
それにしても東ドイツの監視社会の息苦しさは想像を超えてる。その緊張感の中でこその物語ともいえる。
医師と…
「善き人のためのソナタ」を観ていないので、東ドイツ社会があのような状況だったとは知らなかった。
すさまじいまでに監視された生活。誰が秘密警察に通じているのかわからない。誰をも疑わなくてはならない。…
【あらすぢ】🚲1980年代、社会主義時代の東ドイツ。恋人の待つ西側への脱出を計画する女性医師のお話👩⚕️📽✨現在の🇩🇪ドイツが1989年までは東西に分かれていたのをご存知ないヤングチームもいるかな…
>>続きを読むベルリンの壁崩壊まで、あと9年の1980年のお話。
あれほどの秘密警察の監視が、当時の東ドイツに実在していたのですね。
近隣住民の誰もが密告者になりうるという恐ろしい時代だったと知り、猜疑心の塊にな…
スパイ映画かと思って観に行きました。
違いました。
淡々と物語は展開していきます。
ラストのエピソードは、ちょっといただけない。矯正施設から逃げ出した女の子が、主人公の女医のアパートに逃げ込ん…
★1980年夏、曰くありげな女医のバルバラ・ヴォルフ(ニーナ・ホス)は田舎町の病院に左遷されて来る。院内では頑なな態度を崩さず、見かねた医師のアンドレ・ライザー(ロナルト・ツェアフェルト)は何かと世…
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