夜の闇を走る蒸気機関車
信号灯は「進め」を示すが
何かに気付いた機関士助手が “止めろ!” と絶叫する
急ブレーキ, 慌てて駆け寄る線路脇に
倒れて動かない,見覚えのある姿
それは, 年老いた元機関…
「羅生門」/「藪の中」のような構成。轢死した老機関士について客観的証言を基に回想を挟みながら事故の真相を探っていく。
冒頭の機関車を真下のアングルからうつす構図は死体の視点のよう。コントラストの強い…
ポーランド映画は私に合わないからもういいや……って諦めかけてたのに、これは凄く良かった〜!!!バカな私にもわかる丁寧な作りで嬉しい
勤勉で頑固なおじいちゃん機関士の轢死によって話が進み、おじいちゃん…
渋すぎ。機関車=鉄の塊を撮る執念が異常。基本はデイライトじゃなくて夜ってのがたまらん。音楽は一切ないが、軋む鉄の音、さまざまな汽笛、蒸気が噴く音が全編を満たす。ポーランド鉄道員たちの制服は軍服並
…
湊かなえ「告白」形式のストーリーテリング。無音の正面クローズアップ多い。そこまで感情移入しなかったけど、最後の証人の演技は凄まじかった。
オープニングの、カーテンに隠れたイチャコラは、カーテンに隠…
「鉄路の男」
冒頭、列車の走行。鉄道員が轢かれ死ぬ。自殺か他殺か…一つの事件で三人が召喚。過去の出来事へ回想する…本作はA.ムンク長編一作目にしてポーランド派映画の重要かつ傑出した作品で、これ…
「ジジイ(怒)」→「ジジイ……(哀)」→「ジジイ……!(泣)」となる。羅生門』形式で故人について回想、という時点で、どうせ異なる印象が積み上がっていくことで複雑な人物像が生起していくパターンなんでし…
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