南米版『田園に死す』。ただ違うのは、映し出される魔術的な幻影の数々が、彼らにとってリアリティの中での出来事にしか過ぎないということ。観終わって猛烈に百年の孤独が読みたくなるけど、文庫化してから読んで…
>>続きを読むホドロフスキー監督作品は初鑑賞。
“カルト映画の巨匠”の呼び名に思いっきり構えて挑んだものの、決して難解ではなかったと思います。奇妙な雰囲気のまま先の読めない展開が続きますが、観客を置いてきぼりにす…
マッチョなマチズモにしたりきった神無き世界を生きる父と、
歌うように語り神様を自分の内に抱える母。
ふたりに振り回されたり寄りかかったりしながら成長していく僕=ホドロフスキー監督。
物語中盤からは…
単体ではエグいモノや行為を、決して飛び道具などではなく、心から必要とされた「語り部」として溶け込みきらせる、この秩序構成。そしてそれが与えてくれる、爽やかささえ覚えるスピリチュアルな映画体験!
一…
観ないと損。だいたいもうこのような美しい映画は作れる人すらいないし、作らせてもらえないし、観客もいなくなる。だいたいあのような場所であのような人を選んで連れてくるだけで、ありがとうございます、です。…
>>続きを読む海辺に打ち上げられたイワシを啄ばむカモメのシーンのなんと美しく見えることか!
案外普通の映画かと思ったら全然そんなことなかった。しっかりホドロフスキーの映画だった
話の落ちへの持っていき方が素晴らし…
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