【誰も罪なくしては生きられない】
『太陽に灼かれて』と『戦火のナージャ』に続く三部作の最後を飾る作品。
ミハルコフ監督ならではの映画作法は相変わらず。独ソ戦で、ドイツ側の陣営から始まるのですが、…
ブーツ
第2次大戦下、ロシア革命の英雄でありながら政治犯の汚名を着せられたコトフは、懲罰部隊の一兵卒として前線に立たされていた
そんなコトフの前に深い因縁で結ばれたドミートリが現れ、すでにこの世を…
前作「戦火のナージャ」と同様またもや破茶滅茶なストーリーの中に今作では更にメロドラマ的味付けが加えられ、観る者の感情に揺さぶりを掛ける。
結局のところ、全体主義国家の体制と戦争に為すすべもなく翻弄…
映画のチケットを整理していたら今年のお正月に観ている作品が出てきた。『遥かなる勝利へ』?どんな内容だったっけ。と、いうことで検索してみる。いやだね、感激がなくて。
ニキータ・ミハルコフでした。
…
コトフがカッコ良すぎました。
それに尽きます。
前作よりも残酷な描写が少なく、ドミートリと戦火を転げるシーンや砲弾が飛び交う中、出産を手伝うシーンは笑ってはいけないのですが、ちょっと笑えてしまう演…
スターリン主義、スターリンに囚われた人生を送る男コトフの物語。
ロシア革命の英雄であったが、突然現れた妻の昔の恋人ドミトリによって政治犯として逮捕され、、というのが第一部。本作は第3部完結編。
問答…
また真面目路線に戻ったシリーズ最終策、、、なのだがやはりいろいろと滑稽
それでいて相変わらず映像のセンスが良いのでなんか凄いいいラストに見えちゃうのもまた滑稽。
てか最後の「цитадель」の雑さ…
「太陽に灼かれて」「戦火のナージャ」「遙かなる勝利へ」三部作の3作目。一番良かったのは1作目で、本作が一番どうでもいい。1作目で終われば良かったのに。
※以下ネタバレ
三部作の中でダメな意味で…
三部作の完結編。
ソ連の英雄コトフの大粛清による転落からの再生までの展開が心地よい。
ラストはもはやギャグ。
ツッコミ所は多いけど、とにかく重厚で憎めない三部作でした。
戦争、歴史物の映画好き…