ああそっかわたし映画観てたんだ。どっちつかずのカラートーンを目の前にしてたらいつからかグレーゾーンに立たされてる自分に気づいた、それは惹きこまれたというより憑かれたという感覚に近い。
この作品には…
まず告知ポスターで気になっていた作品。
予告である程度ストーリーを確認。
いざ観てみると、
終始陽は射ささずダークで、がしかしポップで、かつシュールな世界観。
70年代のフィルム映画の用なヴィジュ…
主題はドストエフスキーの原作よろしく自我の話。ちょっと意味がわからなく理不尽で間が悪い夢をみているよう。暗いトーンだけど、ジェシーアイゼンバーグがチャーミングで、さびしい物哀しいで終わらせない。レト…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
閉鎖的静寂の中、序盤の全ての動作でリズムが崩される不気味さがあった。僅かな隙間からの灯りがその空間を作っていた。埃をかぶって薄汚れた作風は割と苦手だけどジェシーとミアはとても映えた。日本歌謡曲は日本…
>>続きを読む不気味だ。なのにグイグイ引き込まれてしまう。悪い夢を見ているような気分になる。
全体的にとても暗い。舞台っぽいセットで、外のシーンであっても何となく室内の感がある。それもあって息苦しい。
日本の昭和…
ジェシー・アイゼンバーグの一人二役が素晴らしい。
目の周りに漂う緊張感や姿勢、佇まいの違い…。
容姿が同じ、衣裳もほとんど同じなのに、そこにハッキリと別の人間がいる。
音楽にしろ、照明にしろ、とに…
最初は難しすぎて嫌になるけど、お店の店員さんの態度とかわからなすぎるCMとか、精神病のお母さんとか、とにかく主人公のおとしめ方が最高で、展開が面白い、電車の中とかの女優さんの横顔がすごく綺麗で好きに…
>>続きを読むよくある設定、よくある話なのだけれど、独特な演出が楽しいし、同じ顔なのに、きちんと見分けがつくジェシーの芝居は凄い。
ミア・ワシコウスカをストーカーしたい気持ちはよくわかる。
誰だってそーする。オレ…
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