子供のころ"秘密組織"つくって遊んでたっけ。そんなこと考えながら見てたけど、これはそんな呑気な映画じゃなかった。「資本家がテロリストを作り出し、自分の保護を国家に強いる」と刑事がジョークを言う場面が…
>>続きを読むまさに、ど・ストライク!とにかくカッコいい!!
家の構図も画角も豊かな色彩も変態性も…ホント好み!
何より、オープニング&エンディング…お見事です!
ファスビンダー、引き出し多過ぎ!
ストーリーは…
「やき」
こんな映画あったのか。最近のゴダールを劇映画にしたみたいな、ロブグリエの色彩感覚を限界まで悪趣味にしたみたいな印象。ずっと賢しい哲学をぶっててそれは右から左なんだけど、徹底的に計算し尽く…
意味は全然分からないけど面白かった!!
まずオープニングから超絶カッコいい。なんじゃあのクレジットの出方。ゆーっくり動くカメラ。最高。
トイレの落書きも、彼らの背景も目的も、何も分からないから、…
"映画とは1秒25回の嘘だから、全て嘘であり同時に真実である。そして真実は嘘の中にある。映画では嘘が真実の装いで示される。映画は唯一の小さなユートピア"
意思と表象の世界の下で、欲望に溢れていた。エ…
鑑賞後に知ったが、ファスビンダーはアンチテアターという劇団をコミューンのような形態で運営していたらしい。おそらくその総括も含まれているだろうが、それを68年以後の革命家たちを題材に描くという発想が見…
>>続きを読む労働者として暮らしながら革命への意志を持続させるものは彼らの場合その連帯感、というよりあの微笑ましい内輪ノリしかないのだろう。衒学的な合言葉を用い、バクーニンを笑いのネタにし、活動方針もなく方法とし…
>>続きを読む当時の社会や政治、そして高度資本主義に対する風刺が含まれた脚本なものの、エキセントリックな演出が笑いを誘うため、終始楽しめる。
そこらへんのサービス精神というか、監督一流の動的な性質というかが、個人…
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