とうもろこしの島に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『とうもろこしの島』に投稿された感想・評価

yuichi

yuichiの感想・評価

5.0
ラストの切なさ。

戦争の最中としても、ほのぼのとした作品でほっこりしていたのに背中から刺された感覚。

自然は容赦なく全てを水に流し、リセットする

ほとんどセリフがないだけに映像で魅せてくれる

この映画自体、孫娘を双眼鏡で覗こうとする兵士たちと変わらない。胸の膨らみも小さい少女を爺さんの妻のように甲斐甲斐しく働かせて、一方でぬいぐるみや素足で長靴などで幼さを強調させて。神話的に撮りすぎなポ…

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shiranui

shiranuiの感想・評価

3.7

ジョージアの内戦をテーマにした戦争映画だが、争いによる血を見せられる場面は殆ど無い。
終始川の中洲で描写される、何処かのどかで、幻想的で、環境音がとてもマッチした映像がひたすら続くが、とても虚しく悲…

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zmrzlina

zmrzlinaの感想・評価

4.0
大自然に包まれて静かに流れるインパクトのある映像だった。おじぃさん...!
中立国

冒頭すぐに「これは映画だ」と感じた。
確かに実直で美しい作品だったが、何か物足りない。
ジャンクフードを食べ過ぎたからだろう。
期待度★★★☆☆

深い森と大河の流れ、ときおり聞こえる銃声、とうもろこしを黙々と育てる老人、孫娘の成長など、大自然のめぐりと人間の営みを対比させ、戦争の意味を問う。
jun

junの感想・評価

3.7
記録

所々に違和感はあるけど、グッとくるものがある!!

おじいちゃんの表情にやられたなぁ。
Cineman

Cinemanの感想・評価

4.0

『とうもろこしの島』
ギオルグ・オバシュビリ監督
2014年公開 ジョージア
鑑賞日 2023年4月18日

コーカサス山脈のエングリ川の真ん中には毎春の奔流で土砂が運ばれて中洲ができます
その…

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兵士の振る舞いや少女の抗えない大人への成長は、戦時下であっても人は人であるという哀しみだ。人の営みも、争いと共に永遠に繰り返されていく。輪廻とか諸行無常とか仏教的諦念を強く感じる。

ふた昔ほど前、『世界がもし100人の村だったら』という本が流行った。その文法を借りるなら、『国家がもしひとつの庭だったら』のような映画だ。

豊かな川の中州にできた島にやってきた老人と少女。2人はそ…

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