昔、原作小説を読んだ時、美しい文章だと思った記憶がある。
こんな重苦しい家族や夫婦の話だったとは…。
こんな結末でいいのだろうか?
菊子の夫が一番悪い。
兄妹ともの夫婦関係は壊れているのに、ドロドロ…
エグいほど人のことを考えない一家にいる嫁・原節子と義父の複雑な結び付き。
エグいほど人のことを考えないってなぜなのだろうと考えた時に、各々が自身と家族の苦しみに向き合えていなかったのかな。でもそれは…
1954年の作品。川端康成の原作を水木洋子が脚色した成瀬巳喜男監督作品。
山村聰と上原謙が絡んでいるんだが、どんな関係なんだろうと思って観ていると、何と父子の関係。もはや映画史の人物たちなので途方…
我らの原節っちゃんである。
この作品でも実にお美しくてたまらんです。
お鼻血をだされるシーンは、あまりに妖艶、
こちらまで出血覚悟の危険度が高い嬉しい節子!
成瀬監督なんで期待して観賞。
面白いんで…
▼1/24/22鑑賞
【2本立て上映((一旦)サヨナラ興行 休館前最終特別上映 動員ベスト50より選りすぐり! 新文芸坐を彩った名画たち)(35mm)】
https://twitter.com/Li…
成瀬の人生不条理が全開。
クズ男の中のクズ男上原謙のことがムカつきすぎて画面に蹴破って突撃しそう。
山村が上原と歩いている後半で「状態が良くないんです」「状態とはなんのことを指しているか分からないが…
ヒョロ渋のお義父さんとファザコン原節子のコンビは『晩春』と同じだが、笠智衆と違って山村聡はよく動きよく喋るため、ますますキケンな関係を匂わせる。あいかわらず原節子はひどい目にあうが、自ら夫と離れる…
>>続きを読む【二回目 2022年1月24日】
そういえば上原謙も『めし』と重なってた。でもこっちの方がクズっぷりが格段に上。画面に向かって卵を投げつけたくなる……!
映画館の音響で聴いてようやく分かった、原節…