『光のノスタルジア』の続編というか姉妹作品。前作は天文でしたが、今回は海や水です。アプローチはほぼ一緒ですが、個人的には本作の方が肌に合い、明らかに好きです。理由は、パタゴニアの自然が美しかったから…
>>続きを読むチリ近辺の島を行き来して暮らしていた部族のドキュメンタリー
今残っているのは20人
1883年入植者が入ってきて、水と星を尊重する生活か一変する
宣教師から信仰をチリ政府から言語を奪われた
裸で…
チリの歴史と自然を水というモチーフで結びつけ、詩的かつ政治的なドキュメンタリーとして提示される。グスマンはチリの闘いやノスタルジア・フォー・ザ・ライトで示したように、チリの過去と現在を記憶の断層とし…
>>続きを読むチリの学校にも地図は貼ってあるけど細長すぎて1枚に収まらないから全体を見たことがなかった、という超弩級のリアリティでまず涙に暮れた。こういうことがあるから人類は生きるんだな。生きる意味はないけど理由…
>>続きを読む【第65回ベルリン映画祭 脚本賞】
『光のノスタルジア』パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリー。ベルリン映画祭コンペに出品され脚本賞とエキュメニカル審査員賞の二冠を達成した。
チリの歴史を紐解…
チリの近代史に関しては他のドキュメンタリーでも見た事があったけれど、これはパタゴニアの先住民たちの生活や、入植してきた白人に酷い目に遭わされた話からの流れも語る。
あれだけの海岸線を持ってるんだか…
チリ、西パタゴニアの民族(インディオ系)の、海と宇宙に対する考え方、そしてチリに入植者してきた白人らが彼らに行った残虐行為、さらにそれと並行してチリ近現代史の闇(主にピノチェトのせい)を見せつけてく…
>>続きを読むチリの西パタゴニアと呼ばれる海岸線
そこに住んでいた先住民インディオ達の悲しい歴史
チリ出身のグスマン監督が自ら語り部となり
海の底出見つかったボタンから
水と水の遊牧民の記憶を辿るドキュメンタリ…
(c) Atacama Productions, Valdivia Film, Mediapro, France 3 Cinema - 2015