不滅の女に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「不滅の女」に投稿された感想・評価

アラン・ロブ=グリエ監督『不滅の女』(1963)

アラン・ロブ=グリエのデビュー作。

「死」を繰り返すことで生き続ける女。

車の前に現れ続ける犬。

動いているはずの静止している人間。

A …

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yuukite

yuukiteの感想・評価

3.8
配信で再見。ロブグリエのデビュー作。アランレネ「去年マリエンバードで」脚本担当後でどこか空気感が似ている。イスタンブール舞台。アイリッシュの「幻の女」的な展開。たまに観たくなる。
K

Kの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

休暇を過ごすためイスタンブールにやって来た教師の男は、陽気だがどこか謎めいた美女と出会う。男は彼女との邂逅を重ねるうち、その不可解さに妄執をかき立てられていく、、、

少し前に「囚われの美女」を観た…

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akrutm

akrutmの感想・評価

3.4

トルコのイスタンブールで出会った謎多き女性と、彼女に惹かれて追い求める男性を、時系列を切断したショットの連鎖などの実験的な映像技法を用いて描いた、アラン・ロブ=グリエの監督デビュー作。

『去年マリ…

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アラン・ロブ=グリエは監督デビュー作からしてやっぱりアラン・ロブ=グリエだった。謎の美女を謎めかして描く。素晴らしいトルコのロケーション、大胆で鮮やかな編集、巧みな構図。ずっと観ていられる。
mam

mamの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ヌーヴォー・ロマンを代表する作家、アラン・ロブ=グリエの初監督作品。

斬新なカメラワークと美的センスに酔いしれる。謎めいた美女と彼女に囚われてしまった男、過去と現実が交錯する虚構のような世界観。ト…

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りょー

りょーの感想・評価

3.7
 難しい。独特の長回しのせいか無機質で不穏に感じました。イスタンブールに行きたい。
地下波

地下波の感想・評価

4.0

絵葉書の中のイスタンブール、虚構の街。

土地の持つエキゾチックさ、妖艶な女、「異国」で「異物」でいる感覚。異邦人。
街の人間達の無機物さ・空っぽの視線・まるで感情のない表情が加わって、世界の持つ不…

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Ryo

Ryoの感想・評価

3.2

音のハラハラ感や絵の切り方など斬新で面白かった。
ストーリーがどこまで妄想で、どこからが現実なのか本当に分からなかった。
女性としての虐げらる感じなど胸が痛かった。
トゥルーマン・ショーみたいな感覚…

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餃子

餃子の感想・評価

4.0

ふんいき吉行淳之介感あって好き。イスタンブールの観光地を巡るデートをしていくけど、旅行記なんてものではなく、結局「女性の密室が移行していくだけ」の内向的なラブストーリーとして描かれていておもしろい。…

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